工数・人時・人工とは
- 工数:仕事の量を「人 × 時間」で表したものです。
- 人時(にんじ):1人が1時間働いた量。2人で3時間なら6人時です。
- 人工(にんく):1人が1日働いた量(人日)。何時間を1日とするかは職場の決まりに合わせます。
計算式
- 必要工数(人時)= 生産数 × 標準時間(分)÷ 60 ÷ 稼働率
- 必要人工(人日)= 必要工数 ÷ 1人あたりの実働時間
- 必要人数 = 必要人工を切り上げた数
稼働率は、実働時間のうち実際に製品をつくる作業に使える割合です。打ち合わせ・運搬・段取りなどがあるため、100%にはなりません。
計算例
生産数1,200個、標準時間2.5分、1人の実働7.5時間、稼働率85%の場合:1,200 × 2.5 ÷ 60 = 50人時、これを稼働率で割って 50 ÷ 0.85 ≒ 58.8人時。7.5時間で割ると約7.84人日なので、8人必要です。
使いどころ
- 受注が増えたときに、何人の応援が必要か、残業で足りるかを見積もる。
- 月の生産計画から、必要な人員を工程ごとに出す。
- 改善で標準時間が短くなったときに、何人分の工数が浮くかを示す。
標準時間がまだない場合は、標準時間の計算で観測時間から求められます。